2022.01.26

 
Loira52

怪魚ロッドから学ぶ、本物のジャーキングロッドとは?

 
アマゾン川を代表するトクナレ(ピーコックバス)、アロワナ、ペーシュ・カショーロ、ドラドなどのプレデターフィッシュ(怪魚)の釣り方はハードジャークの連続。
1/2oz〜4ozのプラグを1日8時間〜10時間、これを3〜4日間も延々とジャークし続けなければなりません。
なので、これら怪魚に使う竿は、必然と「重量バランスの取れた、粘りのあるショートロッド」になります。
ブラジルの釣具屋に置かれているジャーキングロッドの殆どは6ft以下で、5ft3in〜5ft10inが主流なんだとか。
実釣から導き出された有効レングスが5フィート代ということ。
 
この度、ボンバダアグアのLoira52という竿を購入。
低弾性素材を分厚く巻いた、5ft2inレギュラーテーパーのライトなジャーキングロッドで、レギュラーサイズのトクナレ・ボーボレータやトクナレ・アスーに使用する、小さめ(1/2oz〜1oz)のペンシルやミノーをジャークするのにドンピシャなスペックの竿。(日本で多用するルアーウェイトにもドンピシャ!)
ボンバダやじろべえ理論から作り込まれたこの竿は、ジリオンなど170g台のリールを装着すると、重心がリールの真下に来る。
そのため、1日中疲れることなく、下方向への連続ジャークを続けられる名竿です。
現在販売されているバスロッドの中に、ここまで快適にジャークできる竿はないでしょう。
 
 
本物のジャーキングロッドとはどういう物なのか?
ボンバダの竿を握れば分かります。
 

 
バスロッドメーカーさん、是非見習ってもらいたいものです。